株式会社OptにてFlash勉強会の講師をしました。

umehara_optstudy5/15、株式会社Optにて非FlashクリエイターのためのFlash入門という趣旨で、Flash勉強会をしました。

Flashでできることが増えたのは良いが、あまりにも必要なノウハウが深く、範囲も広がってしまったため、共同制作者としてのディレクター、デザイナーにとって、理解しにくい状況が出てきているようです。
(正直に言うと、毎日Flashに触れている私たちでさえも、消化し切れてないことがたくさんあります)

そこで、非Flashクリエイター向けにFlashの概要を整理する機会を設けようということになり、本日、勉強会を行いました。

以下レジュメの一部

◆◆Flashのおかれている環境

◆Flash技術の深化・業種の細分化
Flashでできることが増えた(ツールの深化、処理速度、ファイル容量の増加)
・flvの再生
・ミニゲーム
・CMS
・3D
技術者側も勉強している。
・タイムラインアニメーション、AS2、AS3
・外部ファイルとの連携(xml,jpg,flv)
・ライブラリの活用
ツール側、技術者側双方が努力をしているので、
そのぶん、技術を身につけるまでの時間は長くなっている。
(フレームワークの登場に繋がるが後述)
よって、Flash技術者とディレクターとの溝が広がっている。

◆問題点
クライアント
↑企画、説明
ディレクター、プロデューサー
↓指示しにくい。工数見積がしにくい。良くわからないので丸投げか、Flashを避ける。
知識共有ができていない
↑わかってくれない。
Flash技術者

◆より円滑に、クオリティを上げていくために
・知識の共有
・ちゃんと説明する

◆◆Flashとは

◆制作ツールとしてのFlash
・操作画面の説明
・おみくじ

◆インターネットアプリケーションとしての特徴
・データサイズが小さい
・CPU負荷が高い
・プラグインが必要
・データのローカルへの保存ができない

◆プラグインバージョン表
別紙:flashplayer.pdf

◆普及率
Adobe Flash Player Version Penetration
http://www.adobe.com/products/player_census/flashplayer/version_penetration.html

Jストリームはブラウザ、映像アプリケーションのプラグイン調査を実施
http://www.stream.co.jp/company/press/2009/090507_01/

◆Flashでできること
・ウェブサイト
・ゲーム
・ブログパーツ
・ガジェット(スクリーンセイバー)
・ケータイ待ち受け、ケータイゲーム
・キオスク端末(デジタルサイネージュ)

◆Flash用語解説
・ActionScript(1,2)
・ActionScript3
・3D
・ガジェット(スクリーンセイバー、AIR)
・ビデオ(flv)
・サウンド(wav,mp3,AAC)
・シェアードオブジェクト
・JSとの連携
・ディープリンク
・プログレッション
・ライブラリ