「ActionScript Beautifl Code」のレビューをお手伝いしました。


wonderflのクオリティの高い投稿作品のキモを解説する本が、池田泰延さん著で、ワークスコーポレーションから2011年6月8日に出版されます。弊社小橋がレビューのお手伝いをしました。

小橋が行ったのは誤字脱字の指摘くらいだったのでどれだけお役に立てたかは疑わしいのですが(笑)、なかなか面白い試みの本になっています。

既存のよくある解説本では記事のわかりやすさを優先するあまり、作例が地味になりがちで、「このテクニックを取り入れたい!」というモチベーションに繋がらない場合もあります。執筆する側としては、なかなか難しいバランスだったりします。

この本では、解説用の極端に単純化された作例は出てきません。

むしろ、クオリティの高さに圧倒される作品を例にして、落ち着いてそのキモが解説されています。せっかくコードが公開されているにも関わらず、学習の糧にすることをおろそかにしてしまいがち例ばかりです。

作品の見事さを裏で支えているたくさんの工夫を見ていくと、美しさは偶然できたものでも、魔法で作られたものでも無いことが理解でき、上達への足がかりになるのではないでしょうか。

全280ページで、97作品が解説されているのですが、ここからもわかる通り、一つの作品に対して数ページしか割り当てられていません。あくまでキモのみの解説になっているので、キモ以外の部分は類推できる中級者以上向けの本です。

簡単な絵柄を置いて動かすのがやっとの初心者では、用語を追いかけるのも苦労するはずですが、でも、一方で向上心ある方に、是非パラパラと立ち読みして欲しかったりもします。Flashでできる表現のカタログにもなっていて、この本を理解できるようになることを目標に学習をしていく、というのも面白そうです。

ちなみに、紹介されている作品はこちらからも見れます。
Beautifl – Flash Gallery of wonderfl

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「ActionScript Beautifl Code」という本を執筆しました
[本] ActionScript Beautifl Code ―Beautifl: Flash Gallery of wonderfl /池田泰延 著|ワークスコーポレーション