AIR Android実機なしで確認したい


AndroidOS2.2搭載の端末実機が無い場合でも、
下記紹介のAndroid-SDKに含まれるエミュレータ上で
作成したAIR Androidアプリの確認を行えます。
下記にエミュレータで確認するための手順を説明します。
※手順はWindows XPの環境で確認しています。

1.Android SDKのインストール

a)Android SDKの入手

参考サイト Android携帯を買わずにAndroid OSをテストドライブしてみようじゃないか
入手から設定については参考サイトに丁寧な解説があります。

b)Android SDKのインストール

参考サイト参照
※多分フォルダごと Cドライブ直下に置けばいいっぽい

c)エミュレータ設定

参考サイト エミュレータ用AIRランタイムのインストール
下記手順でコマンドプロンプトでパス入力があります。
その際のフルパス入力を省略したい場合は、ファイルパスを通しておくとめんどくさくないです。

マイコンピュータ右クリック→プロパティ→詳細設定→環境変数→システム環境変数→
Pathを選択して編集ボタン→
変数値の末尾に ※Cドライブ直下にSDKを置いた場合[C:\android-sdk\tools]を追記してOK
システムのプロパティをOKで閉じる→OS再起動

※追記分以外のパスが変更されてしまうとシステムが正常に動かなくなる可能性があるので要注意!
※このパス追加手順は必須ではないので、フルパス入力が苦でない方は飛ばして問題ありません。

2.Androidエミュレータに Adobe AIR をインストールする

a)Adobe AIR(Runtime.apk)の入手

現時点でAdobe AIRのインストールはエミュレーター上では不可能なようです。
まずはコチラから、
Adobe AIR(Runtime.apk)を入手します。

入手したSDK内の下記ファイルがエミュレータに必要なAdobe AIR本体です。
[runtimes\air\android\emulator\Runtime.apk]
Runtime.apkをエミュレータにインストールします。

b)Androidエミュレータに、Adobe AIRをインストール

参考サイト Adobe AIR for Androidの使い方 Windows編
ちょっとわかりにくいですが
コマンドプロンプトで強引にインストールします。
コマンドプロンプトの黒い画面を開き
まずは手順1-aで入手したSDKが正しく認識できているか確認しましょう。

adbと入力しエンターキーを押して
adb関連のヘルプがたくさん表示されれば問題ありません。
※手順1-cを飛ばしている場合はadb.exeまでのフルパス入力で確認

インストール方法は
[adb install ファイルパスRuntime.apk]
と入力しエンターキーを押します。
※手順1-cを飛ばしている場合はadb.exeまでのフルパス入力でインストール先を指定

入力例)Cドライブ直下にデータを置いた場合
[adb install c:\Runtime.apk]

※ファイルパスの入力が面倒な場合、
adb install まで入力してドラックドロップで指定できるみたいです。

Successの表示でインストールが完了、エミュレータ上で
設定→アプリケーション→アプリケーションの管理で、Adobe AIRのアイコンを確認する。

3.Flash CS5 Extension for Adobe AIR 2.5(ベータ) のインストール

http://labs.adobe.com/technologies/flashpro_extensionforair/
で「Flash CS5 Extension for Adobe AIR 2.5」を入手。
Adobe Extension Manager CS5でインストールを確認後FlashCS5を起動し
パブリッシュ設定にAndroid AIRが選べることを確認する。

AIR Android の作成については
簡単なアニメであればPC向けとほぼ同じ作り方で問題なく作成できます。
作成したAIRのパブリッシュについては下記サイトに詳しく紹介されています。
参考サイト Flash CS5 Extension for Adobe AIR 2.5 の使い方

エミュレータ上で確認する場合は、
AIR androidの設定(アプリケーションとインストーラの設定(ベータ版))→デプロイタブ→
Androidデプロイタイプの、ラジオボタンをエミュレータリリースに設定

「パブリッシュ後」項目内のチェックボックスの選択で自動でエミュレータにインストールできます。
※デバイスリリースを選択すれば実機にインストールできるようです未確認。


Flash CS5 Extension for Adobe AIR 2.5が現在ベータ版ということもあり
ころころ仕様が変わっているみたいで、更新がかかるたびに翻弄されそうです。。。。
少し前まではAIR用のエクステンションと、AIR Android用が別に扱われていたようですが
現在はAIRの括りで統合されているようです。
エミュレータは極端に動作が重いため書き出しができているかどうかの
確認にとどめたほうがよさそうです。実案件の際は実機必須かも、、

■その他、注意点など
・画面サイズは多くの場合800*480 ※ディスプレイのサイズに合わせて自動リサイズする。
・TouchEvent、TransformGestureEventでタッチパネルのイベントを取得できる
 従来のFlashどおり「MouseEvent」でも対処可能。
・「タッチしたままスライド」の動作中はMouseEvent.MOUSE_MOVEイベントが発生。
 指を離した時にマウス座標が正しく取得できないため
 MouseEvent.MOUSE_MOVEを使う場合は、buttonDownプロパティで
 ドラッグしている状態判定をし続ける必要がある。
・Androidアプリはマルチタスクで、常に起動しっぱなしになってしまうため
 閉じる際にアプリを終了する記述が必要。
参照サイト
モアイまわし:Adobe AIR for Androidを使ったAndroidアプリ制作のコツ
Package for iPhoneモバイルデバイスでサポートされていない ActionScript 3.0 API
 ※Androidにも通じる、モバイルコンテンツ向けの注意点が列挙されています。

■エミュレータで確認できる内容
・簡単なアニメーション(3D演算や、フィルター効果を多用した重いFlashはエラーがおきやすいです)
・マウス操作に近いシングルタッチ操作
※単純なつくりのアニメや、コンテンツの確認なら十分かとおもいます。

■実機でしか確認できない内容
・カメラ機能、メディアへのアクセス、マルチタッチ、GPSアクセス、加速度センサー、画面回転

■下記調査中
・音の出し方→不明
・特定の操作で、マウス座標がおかしくなる ※要調査
・ガジェット(ウィジェット)として機能するか?→多分無理
・対応はAS3.0のみ